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Folioscope

プログラミング/Unix系/デザイン/CG などのメモがもりもり

2013年版 ハッカーたちが残した言葉20選 後編

昨日の記事に引き続き、 今年ハッカーたちが残した言葉を見て行きたいと思います。

それでは10位から張り切ってみてみましょう。

第10位

SMTPは「Simple Mail Transfer Protocol」の略で、その名のとおり「Simple」なメール配送用プロトコルだ。Simpleすぎて問題が多いくらいだ。
「メールサーバ」あれやこれや

SMTPの仕様が更新されても、大昔に規定されたメールプロトコルの互換を考えて、今でも古いフォーマット(7-bitの成約やISO-2022-JP)を使って転送している。 インターネットの技術が発達し、新しいプロトコルがどんどん出ているのに、メールプロトコルはいつまでも古いプロトコルのまんま。 そろそろ新しいメールプロトコルが登場してもいいんじゃないかと日々思っています。

第9位

C++には「ラベル付きbreak」はありません。これはかなり罪が重い間違いですね。申し訳ありません。
「センス・オブ・プログラミング!」正誤表

筆者の揚げ足を取るわけではないが、センス・オブ・プログラミングの正誤表の言葉が面白かったので選びました。 ちなみにこの本、知人が持っていて,大変面白いそうです。 また時間があったら読んでみよう。

第8位

コンピュータサイエンティストは非効率を嫌わなければなりません。
トリビアなmakefile入門

Makefileの書き方を通じて、筆者のコンピュータサイエンスの哲学が伝わってきます。 コンピュータサイエンティストはいかなる状況に置かれても、同じ動作を二度以上繰り返しては行けません。

第7位

Cでプログラミングするには人生は短すぎる
Mono (ソフトウェア) - Wikipedia

どういった層がLinux.NET Frameworkを動作させたいのかは知らないけども、Monoの開発者の一人 Miguel de Icazaが言った言葉らしい。 しかし彼のこれまでの経歴を見ると、明らかにLinux用のコードが多く、本人も.NET Frameworkを書く機会なんて無いんじゃないかと思う。

第6位

久々の同窓会のようだ
MySQLを飛び出た人たちの再会と合体: SkySQLがMariaDBと合併して後者に一本化 | TechCrunch Japan

自社のOracle SQLの売上を伸ばすために、MySQLを買収する。 なんともアメリカ企業らしい発想ですが、アメリカの自動車メーカーによる鉄道会社の買収のように、その影響はマイナスの方向に大きく働いています。 とはいえOlacleの思惑通りにはいかず、オープンソース業界ではMySQLはよく使われています。 さらにOracleに嫌気をさしたMySQL開発者が、結果的にMariaDBへ到着。 どうやらOracleの作戦ははじめからうまく行かなかったみたいです。
オラ、狂ってる!

第5位

あらゆるメールクライアントはクソだが、こいつのクソ度はちょっとだけマシ
Mutt - Wikipedia

私も愛用しているメールクライアントMuttのスローガンです。 この言い方、ハッカー圏では敬意を払った言い回しだそうで。 しかし実際あらゆるメールクライアントはクソだが、Muttのクソ度はちょっとだけマシである(敬意を込めて)。

第4位

オランウータン向けのプログラミング言語として考案した。
Ook! - Wikipedia

Ook. Ook. Ook. Ook. Ook. Ook. Ook. Ook. Ook. Ook. Ook. Ook.
Ook. Ook. Ook. Ook. Ook. Ook. Ook. Ook. Ook! Ook? Ook. Ook?
Ook. Ook. Ook. Ook. Ook. Ook. Ook. Ook. Ook. Ook. Ook. Ook.

第3位

コードが2段階以上右に寄ったら、右足はウンコ踏んでると思いましょう。
右寄りのプログラマを粛正する。 - こせきの技術日記

深いインデントは悪。 特にコーディング規約ではエディタ幅を80文字で制限すべきかどうかというのも議論になります。 UNIX哲学に「シンプルさのルール」というのがありますが、それに通づる物がありますね。

第2位

Linus v2.0
Linus Torvalds

みんな大好きLinus Torvaldsが、娘をLinus v2.0というタイトルで紹介。 Linusのハッカーと娘への愛が伝わります。 現在はページにアクセスできませんが、Internet Archiveからかろうじて見ることができます。 https://web.archive.org/web/20130121174438/http://www.cs.helsinki.fi/u/torvalds/

第1位

その実用性はもはやチョコレート製のティーポットより若干低いくらい。
Alan Cox氏、Fedora 18を酷評 | スラッシュドット・ジャパン Submission

Linuxカーネル開発者の一人、Alan Cox氏が新しくリリースされたFedora18について述べた言葉。 どう考えればこんな言葉が出てくるのか、Linux開発者の考えていることはユニークで曲がっていて、また魅力的でもあります。



いかがでしたか? 世のハッカーたち、そしてハッカーたちを追いかけ続けているライターたちは、 趣きのある言葉で私達を魅了します。

2014年は人々を惹きつける記事を頑張って書いてきたいと思います。