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Folioscope

プログラミング/Unix系/デザイン/CG などのメモがもりもり

不用意にKeynote 5.3で作ったファイルをKeynote 6.0で開いてはいけない

エキサイティングな悲しみを、
保証します。

これまでKeynote '09と呼ばれていたKeynote 5.3と、先日にリリースされた新しいKeynote 6.0。 残念ながらこれらのソフトのファイル形式には互換性がない。 それどころか、5.3で作ったファイルを6.0で開くと、MS OfficeとOOoのごとく再現性が低い。 なお6.0で作ったファイルは5.3では開けない模様。

例えば次のスライドの例。 5.3で左の画像のようなページを作る。 これを6.0で開くと右のようになる。 明らかに別人である。

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しかしここまでは、ソフトウェアのバージョンアップにはつきものの事象である。 私が言いたいのはこんなことではなく、こんな程度では記事を起こさない。 私が言いたいのはApple製のソフトウェアに伝統的な自動保存機能による障害である。

Apple製のソフトウェアは自動保存機能が付いているものが多く、ファイルの変更が即ファイルに反映される。 もちろん6.0にも自動保存は付いている。 つまり5.3で作成したファイルを興味本位で6.0で開き、 オブジェクトを1pxでも移動しようものなら、即座に6.0の形式でファイルに反映される。 元のファイルは永久に戻ってこない。

興味本位で新しいバージョンを試して、保存するつもりがなくても保存される。 何より学会シーズン到来なので、この季節は多くのスライドが生産される。 研究者の断末魔が一つでも減ることを私は祈る。

目の覚めるような絶望が、
より身近に。