Folioscope

プログラミング/Unix系/デザイン/CG などのメモがもりもり

❝ちなみに❞

“ちなみに”とは言わずもがな、説明の補足をするときに言う言葉である。

ちなみ‐に【因みに】
〘接〙前に述べた事柄に、あとから簡単な補足などを付け加えるときに用いる。ついでに言うと。

だが“ちなみに”を使うときは、場所を考える必要がある。

スライド発表でよく“ちなみに”を使う人がいる。スライド発表は、必要な情報を限られた時間内で発表する必要がある。“ちなみに”を説明に用いられると、前文の説明に補足の必要があるような説明か、“ちなみに”以下の説明が不要であることである。利き手側からしても、“ちなみに”の説明をするくらいなら、もっと重要な情報を伝えて欲しいと感じる。

“ちなみに”は非常によく使われる接続詞なので、自然と発してしまう事が多い。意図して“ちなみに”を使わない限りは、本来の意味を意識せず使われる場合がほとんどである。特にスライド発表では、使用する接続詞まで考えない。その結果、つい“ちなみに”を使ってしまうだけでなく、不可欠な情報であっても、つい“ちなみに”が付けられてしまうことだってある。

このようにスライドの本質なことではなくても、僅かな言い回しで聴衆者に違和感・不快感を与える。スライドでは接続詞まで考えて原稿を作ることが少ないので、日頃から日本語の表現に気を使ってみるのが大事かもしれない。また他人のスライドに対しても、気がつけるように注意して聞いてみるのもいいかもしれない。